骨董品の真贋はどこで見極めるのか!?

骨董品を収集している方は、ある程度真贋を見極めるコツを知っている方もいますし、全く知らずに、あくまでも自分の趣味で気が向いたものだけを集めている方もいます。しかし、どうせなら真贋を見極める最低限のコツのようなものを、知っておいた方がいいと思うわけです。知らないで収集するのも楽しいものですが、知って収集するとより楽しくなるかもしれません。では、骨董品を収集するコツをご紹介します。

骨董品には、はっきりといって贋作が非常に多いです。それもそのはず、高価な骨董品であれば何千万、下手すると何億もするものもざらですから、贋作を作って一儲けしようとたくらむ心無い人間がでてきても仕方の無いことでしょう。ですので、骨董品の真贋を見極めるためにも、骨董品フリークの方にはこと骨董品に関しては、性悪説を持ってして関わっていただきたいものです。つまり、最初からホンモノだと信じずに、まずは偽物であると疑ってかかることが大切なのです。でなければ、贋作は非常に多いですから、きっと贋作を掴まされてしまうことでしょう。非常に悲しいことなのですが・・・。

そして次に必要なことは、何よりも骨董品について勉強することです。質屋などで骨董品を暇があれば眺めるでも良し、テレビなどの骨董品特集などを何度も見るも良し、やはり、骨董品は眺めれば眺めるほどに分かってくるものですから、勉強は大切です。ただ眺めるだけではいけません。何がどうなっているから価値があるのか、などをつぶさに見つめるようにしましょう。

また、骨董品といっても様々なブランドと同様に、ロットナンバーやエディションナンバーがつくものです。それはどのようにして付くのかを、きちんと知っておく必要があるでしょう。あなたの趣味として、あくまで趣味として骨董品を収集しているというのであれば、別に偽物を掴まされたとしてもあなたがそれでいいのであれば構わない気もします。なぜなら、世の中には徳島県の大塚国際美術館のように、全てがレプリカで構成されているような美術館もあるからです。しかも入場料が非常に高いという。ですので、あなたがたとえ贋作であっても美術的価値を見出して、高いお金を払ったというのであれば、誰も文句はいいません。しかしまあ、贋作と分かって買っているならともかく、本物と思っていたのに贋作だったとなれば、それは非常に悔しいものです。ですので、せめて上記のこと位は頭に入れて、骨董品を収集してください。